「食べる」をデザインする
去年の話になってしまうけれど、「食べる」をデザインするというイベントに
参加したことがある。

たとえば、食べ物を色に分けて、その効果がすぐにわかる、とか逆にこんなきもちになりたいからこれを食べるとか、そんな風に食べものを考えるとか。
またたとえば、スプーンに小さな食べ物がのせてあって、壁に貼ってある。

これを脚立などを使って取って食べることで、
木から食物を食べる動物や祖先がしていただろう
行動が追体験できるとか。
食べ物を使ったイベントはむずかしいけれど、
これはいわゆる食の世界からの発想ではなく、
プロダクトデザインとかアートとか空間デザインから
新しい食体験に挑戦してみたいという
オランダ人女性デザイナーの企画で、
六本木のアクシスギャラリーが会場になって、行われた。
そのクローズドイベントのランチはこちら。
食事の前にナプキンを膝や首に掛けるけれど、
その行動が空間をつくりあげてしまったり…。

後ろ姿はこんな感じ。

そして前菜は割れたお皿に載せられている。「カプレーゼ」なのだが,本来、一緒のはずのトマトとチーズは向かい合った相手のさらに分かれていて、皿を半分交換して始めてカプレーゼになる。


カトラリーも常識を超えている。
さまざまな道具を自由に使って食べる。

メインも同じことで、まだ分けられていないサラダ(っていうかサラダ菜まるごと)、ボイルドポテト、カボチャ料理、スライスされていないまるごとのローストポークがどどーんと一人一人にやってくる。お料理が出るたびにみな、「うう〜」「おお〜」と喜びにも迷いもとれる、声を上げる。
食卓にランダムに並べられた長い柄の道具やハサミやらを使いながら、
分ける。
まあしっちゃかめっちゃかに、なんとかみんなで笑いながら、
食べ物を分ける。テーブルについているのは初対面の人が大半。

みなそれぞれを分け合いながら、ようやく
料理が行き渡る。
デザートは粉砂糖のふられたプレートがテーブルの中央に置かれて、
ボール型のスウィーツを目の前でころころ転がして、イラストを描ける?仕掛け。
うまくいかないけどね。


こんなに変わったランチをいただける機会は今後もそう、滅多にないはず。
いやあり得ないかも!
この時のイベントに関しては、いまだにその意義とか、
意味が見つけられずにいるところ(意味がないとかそういうことではない)。
食べる幸せ、それに関する行動、社会的なこととか、
なんだかいろいろ、いろいろと考えてしまい。
「あ〜きれいだった、おいしかった」とはならないところが
ねらいなんだろうか。
食べたあとに考えこんじゃうってのは、本当はあまりよくないかもね。
でもやっぱり「食べる」はうれしい。楽しい。
eating+designing
参加したことがある。

たとえば、食べ物を色に分けて、その効果がすぐにわかる、とか逆にこんなきもちになりたいからこれを食べるとか、そんな風に食べものを考えるとか。
またたとえば、スプーンに小さな食べ物がのせてあって、壁に貼ってある。

これを脚立などを使って取って食べることで、
木から食物を食べる動物や祖先がしていただろう
行動が追体験できるとか。
食べ物を使ったイベントはむずかしいけれど、
これはいわゆる食の世界からの発想ではなく、
プロダクトデザインとかアートとか空間デザインから
新しい食体験に挑戦してみたいという
オランダ人女性デザイナーの企画で、
六本木のアクシスギャラリーが会場になって、行われた。
そのクローズドイベントのランチはこちら。
食事の前にナプキンを膝や首に掛けるけれど、
その行動が空間をつくりあげてしまったり…。

後ろ姿はこんな感じ。

そして前菜は割れたお皿に載せられている。「カプレーゼ」なのだが,本来、一緒のはずのトマトとチーズは向かい合った相手のさらに分かれていて、皿を半分交換して始めてカプレーゼになる。


カトラリーも常識を超えている。
さまざまな道具を自由に使って食べる。

メインも同じことで、まだ分けられていないサラダ(っていうかサラダ菜まるごと)、ボイルドポテト、カボチャ料理、スライスされていないまるごとのローストポークがどどーんと一人一人にやってくる。お料理が出るたびにみな、「うう〜」「おお〜」と喜びにも迷いもとれる、声を上げる。

分ける。
まあしっちゃかめっちゃかに、なんとかみんなで笑いながら、食べ物を分ける。テーブルについているのは初対面の人が大半。

料理が行き渡る。
デザートは粉砂糖のふられたプレートがテーブルの中央に置かれて、
ボール型のスウィーツを目の前でころころ転がして、イラストを描ける?仕掛け。
うまくいかないけどね。


こんなに変わったランチをいただける機会は今後もそう、滅多にないはず。
いやあり得ないかも!
この時のイベントに関しては、いまだにその意義とか、
意味が見つけられずにいるところ(意味がないとかそういうことではない)。
食べる幸せ、それに関する行動、社会的なこととか、
なんだかいろいろ、いろいろと考えてしまい。
「あ〜きれいだった、おいしかった」とはならないところが
ねらいなんだろうか。
食べたあとに考えこんじゃうってのは、本当はあまりよくないかもね。
でもやっぱり「食べる」はうれしい。楽しい。
eating+designing
by kitchen-kokoro
| 2009-02-22 15:30
| ご飯&フード
|
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キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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