フリッツハンセンは創業1872年当時から「工業量産」に強い家具メーカーで、もとは本社の周りの森から産出される木を使い家具をつくっていた地産地消主義の会社だったという。背景として、当時の多くのデンマークの家具が工房で職人による手作業でコツコツつくられており（ルド・ラスムッセンなど有名工房も多数あるのはそうせい）当時のデンマークで工業化、というのは画期的な発想だったのだ。
家具の部品のなどの製造に携るうちに、技術的に磨かれ分解して運送できる家具、成型合板の家具などを発表する。アルネ・ヤコブセンが背や座面をを３D曲面にするデザインを考え、1934年アリンコチェアでそれを実現したのだった。
と、、、歴史の授業のような話を聞いているうちにアリンコチェアの後ろにいる銅像がとっても気になった。もしかしてあなたはフリッツ・ハンセンさんでは？！
説明の方の話が真剣で、聞くタイミングがなかった。。。自社を語らせればアツくて長い。それはどの企業も同じ。
日本でもたびたび行われているエッグチェアの張りの実演。実演というか、本当に工房です。エッグやスワンはどんなものでも張れるんですよ〜とさまざまな張りサンプルが展示されていましたが、これはスウェーデンのヨブスのテキスタイルを張ったバージョン。かわいいです…。コペンハーゲンからの帰り道、アルネ・ヤコブセンがデザインした
有名なガソリンスタンドに寄った。参加者のみんなで大きな大きなアイスクリーム（一人当たり４スクープ）を食べた。実は甘いものは意外と苦手です。アイスクリームは大きすぎたけど、あまりの美味しさに完食でした。（チェリーとピスタチオ）