エキサイトイズム

ミラノマダムが現れた!

イタリアのエッセイというと須賀敦子さんをあげる人は多いが、
私は断然、光野桃さんが好きだった。
ファッションコラムニストの桃さんの文章は、
装いというものが写真ではなく文章でここまで具体的に表現できるのか、、、と
驚かされてしまう。
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そんな彼女は夫の転勤でミラノに行き、ミラネーゼのライフスタイルを
つぶさにつづっていた。
その本を読んでいたのは、私もミラノサローネに行き始めたばかりの頃で、
ミラノの女性の凛として明るい美しさには戸惑うばかり、
まだその本質を理解するほど年齢も重ねてなかった。

昨日訪ねたエリザべッタの家では、まさに桃さんの本の中の通りの
ミラノマダムが現れたのだった。
ボンジョールノ、ようこそ、入って。
こんがりと日に焼けた全粒粉パンのような肌。
ブロンズ色の髪に無造作にピンがささっている。

白いざっくりとしたシャツにジーンズ。腕にはエルメスのオレンジのブレスレット。
(これはコペンハーゲンマダムも定番のスタイル)。

けれども北欧やドイツのマダムたちと違うのは、撮影するならヘアメイクをつけたいという。十分そのままで美しいですけど、、、、寝起き、顔洗ってそのままでも超美人!!

自然光の入るテラスでメイクスペースが設営される。
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それだけで美しいその人の顔のうえで、メイクさんの紅筆が動き出すと、
グリーンの瞳にらんらんと光が宿る。女性であること、美しいことに
彼女は高揚している。これがよくヨーロッパで聞く「エモーション」の一つ。
エモーションの発露を目の当たりにして、そこだけ輝いているよう。
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by kitchen-kokoro | 2015-05-13 09:04 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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