エキサイトイズム

あらためて料理に恋をする

料理は毎日のルーティーンだ。
仕事の集中力が切れたとき、
もくもくと作業したり、冷蔵庫の残り物で
献立を考えるのはリフレッシュする作業。

とはいえ、あくまでも平凡な日常の
中の一つ。もう最近は行き詰まっていて
今日の夕飯、何を作っていいかわからないよーという
シュフの叫び。そんな気持ちで旅立っている。

今までも見てきたもので
昔は感動してたけど、
なんか当たり前になってしまうものがある。
今回のドイツでは、なんだか料理に
改めて見入ってしまう。

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ディナーをとった
レバノン料理店のメザとして
花畑のように、前菜が並べられたら、口元はゆるみっぱなし。
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となりのテーブルの屈強な中東男性たちに運ばれてきたのは、ながねぎ、トマト、ピーマン。
野菜そのままのサラダ。瑞々しく、肉厚なミントの葉がぴん、とのせられている。
ニンニクの効いたヨーグルトディップにつけて
リキュールのような白い濁り酒を小さなグラスでくいくいと開けて
生野菜を豪快にかじっている。

見本市の会場では料理道具の実演があちこちに。
来場者や商談相手に配る
無料のフードをきちんと盛りつけする。
色と形、食器のかたちや素材。
わざわざ、ではなく、自然な感じ。


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マイクをつけて派手にパフォーマンス。
お鍋のアピールでこちらの目にはなんだかなーという感じで
大雑把にパスタをつくっていた
イタリア女性シェフが、
とたんに集中力を見せて、美しい盛りつけをする。
パルミジャーノより強いというチーズを削って
熱いパスタにからめる。
そして実はこの、糸唐辛子がかなり辛くてアクセント。

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チロルからの出展企業は
山小屋風のブースを出して
木を掘り出した器にパンやハムを並べる。
器でも食材でも本物の素材が無作為に並ぶ。
生々しいほどにおいしそう。

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フランスのブースでは日本でも人気の
厚い鋳物鍋で豆を肉をコトコト煮込んでいる(見本市会場ですけど、ここ)。
日本でならさしずめ、プラスチックのどんぶりに入れて
試食だろうけど、
スレート調のプレートにガラスと陶器の2トーンのうつわ。
きちんとフォアグラも添えて。
なんかゴトゴトにてた大鍋料理があっというまに
オシャレなプチフレンチになってしまった。

食材と器とキッチンツールと…
作る人の思いで表現が変わる。
改めて料理に恋をする。食いしん坊の自分に戻れるかも。
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by kitchen-kokoro | 2014-02-09 16:14 | ご飯&フード | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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