エキサイトイズム

春満載のパーティ

春が来た。

一足先にそう思わせてくれた、オフィスオクトのショールーム、
オープニングパーティ。
花や桜、明るい季節を思わせるフードからは生命力があふれてる。
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フレッシュな生野菜を芽吹く緑に見立て、
大胆に、美しくふるまわれる。ちょっと迫力。

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新鮮な野菜、これ以上のごちそうがあるだろうか…。

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なによりこの会社のひとたちの志のようなものが、表現されている。
(ちなみにケータリングはCUELというところだそう)。
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ショールームで扱うのは、北欧の生活雑貨やエコロジーに関する生活道具など。
すでにデザインショップの人気商品となっているものも多い。
ヒット商品の一つはドイツ製の洗剤「フロッシュ」。カエルのマークで人気。
以前、取材をさせていただいたことがある。

ドイツではたいていのスーパーに置いてあるわりと一般的な洗剤で、
私もよくドイツ出張の折に、スーパーで買い込んだ。かわいいんだよね。
たしかもともとは靴墨のメーカーでそこから発展したとかなんとか、
その歴史を記事にまとめたことがある。

日本ではカエルキャラクターの可愛らしさとエコの視点から、独自の人気が出て、
本国にない発展をしている。たとえば日本だけのオリジナル製品がある!
ドイツ流の大きなボトルから、移し替えられる小さな専用ボトル、フロッシュのカエルのファミリーがあしらわれたスポンジワイプ(これもヒット商品だけど、詳細はまた後日)、さらには愛用者や販売店で構成されるフロッシュクラブなるファンクラブ?までできてしまった!
日本のユーザーの声をドイツ本社に伝えて実現したという。

いま海外製品というと、
やたらと「世界的なマーケティングに基づく、ブランド戦略」的な、仕掛けばかり。
でもフロッシュの場合は、使い手の声を素直にすくいあげて、
ドイツ本国側では全く想像のしていない、日本独自の動きを伝え、
オリジナル商品などさまざまなアイディアが受け入れられたという話だった。
ドイツ本社と独自の信頼関係を築いて、ひととひと、的なおつきあいと
ビジネスをしているこの会社のスタイルが垣間見える。
パーティではそんなオフィスオクト代表の高橋百合子さんと
お話しする光栄に恵まれた。

時々、そういうものってあります。
チェリーテラスのスイス製ハンドミキサー「バーミックス」なども、
そういう売る人とつくる人の信頼関係が国境を越えて存在している。
チェリーテラスではバーミックスを売るのに際して、修理部門をきちんと設立し、
「長く使える」体制をきちんとつくっている。
そんな話をこちらで書いたことがある。

フロッシュも、バーミックスも実はその裏に
素敵なビジネスウーマンである、マダムたちがいる。
モノを売るだけではなくて、暮らしのスタイルまで売っている。
そんな女性たち。
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-04 21:56 | ご飯&フード | Comments(0)

料理を習いにフランスへ

「料理を習いにフランスへ」
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そんな素敵な本を書いたのが、料理研究家の平野由希子さん。
面白いのは習う料理といくエリアを限定した、
集中型の旅をもとにした体験エッセイだということ。
そんなわけで先日、本の出版イベントの料理実演&試食会に参加してきた。

テーマは「カスレ」
「南西部フランス」
おフランス好きの日本人女子も意外と馴染みのないこゆーい地域に的を絞っている。
でも、彼女らしいと思う。
愛らしいルックスから、平野さんと言えば洒脱なパリ、という印象があるけれど、
実はちょっぴり「おやじ度」もアリ(ここがちょっとカッコいい…)。というか、濃厚でこっくりしたものを好む方だと思う。
それは味ということではなく、なにか本質のあるもの、実体のあるものという感じだろうか。
それゆえか、彼女のレシピはシンプルでも、食材から味をぐいぐい引き出す。
レシピ通りにつくらなくても、コツさえつかんでしまえば応用可能な料理がおおく、私はいい意味で「レシピじゃない何か」と言っている。

そのために彼女が自宅で選んだ鍋、オーブン、食器洗い機、コンロ。
いちいち合点が行く。その辺の関係はいつか書きたいと思う。
料理の味や選ぶ設備、その他キッチンのもろもろはその人のスタイルと深く関わる。
ここでは詳細は省略。
そうそう、平野さんとの出会いはそんな彼女のご自宅のための、
「キッチンのもろもろ」のご相談話でした。
食の世界の人とキッチンの世界がまだまだこんなに遠い。そう気づいた瞬間でもありました。
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実演した「カスレ」は濃〜いお料理。
煮込んでふくふくとした白花豆に、塩漬けの豚バラ肉、生ソーセージ、ベーコン。
こんだけお肉?と思った、こてこてのその中にさらに、鴨のコンフィを投入するという。裏方でさまざまな香味野菜が活躍している。それだけじゃない。さらに専用の焼き皿に盛りつけて、オーブンで熱々に焼き込む。
そのあっついところを、アフアフいただくのである。
そう。各種肉汁のしみた熱々お豆がこのお料理のポイントです。
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このお料理をつきつめることで、
フランス料理の地域性とか、地元人気質とかを
表現することに成功している。
彼女の情熱と、小柄な体にそんなにどうしてはいるの?
って思うほどの胃袋と肝臓のなしえたことかも。

とはいえ、鍋ごとオーブンにいれて熱して煮込むとか、カソーレというカスレ皿に入れて焼き込むとか。やはりこれはヨーロッパキッチンの考え方だ。
そのためには日本ではロジェールとか(今もう買えないけど)、AEGやミーレの大きくて熱っついオーブンが必要なのですね。あのぐっとくる熱の回り方!
日本の置き型家電系オーブンだと、この気分は出ない。そしてそれは微妙に味の勢いにも影響するんでは、なんて思ってしまうのである。またそれは鋳物鍋の人気とも関係するので、その話はホント今度にしましょう(止まらない…)。

料理を習いにフランスへ(エイ出版社)
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-03 00:03 | ご飯&フード | Comments(0)

メラミンのキッチン

メラミンという素材。
平たく説明すると、紙に樹脂をしみこませたものを何枚も積層し、
強い強い板にしたもの。
一番上は印刷した表面材を貼ってコーティングする。
だから印刷技術上、可能なものであれば、どんな色柄も実現できる、
加工性もよく値段も求めやすいので
というわけで家具の世界では多用されている素材。

た、だ、し。ちょっと「安っぽい」ってのは否めなかった。
特に横から見て「黒い小口(板材の横面)」が出る。
この小口をクログロ美しい「ライン」と見てデザインされたものもあったけど、
とにかく「小口」がメラミンの一つの泣き所でもあり魅力でもあるのです。
ところがこのキッチンはそんな雰囲気を一掃。

表面はとても強く、熱にも強い…ということで、このメラミンをキッチンの魅力に、という発想をメインにしているのがキッチンハウス
「ロングライフなキッチンを考える」という特集記事の企画で訪ねました。
こんなビビットなグリーンのキッチン。
塗装ではなかなか難しいかもだけど、たしかにメラミンならねえ!
このワークトップでは「フライパンでボーリングもできるはずです」という。
そんなに強いんだ?!

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個人的にちょっと「萌え」なのが、こちら。ちょっと北欧風。
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これもよくみると自然素材ではできない仕掛けがある。
ワークトップ面はナチュラル風な木目。小口はすぱっと気持ちいいほど、白。
これはメラミン特有の小口を白の面材でカバーしている。
このグラフィカルな感じってメラミンならではなんですよね。

で、その感じがこのナチュラルな北欧風に意外とあってる。
自然素材も好きですが、こういう仕立ても案外ササる。

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印刷技術の向上により、
いまはこんな繊細な色や木目もかなり幅広く表現できるよう。
うぐいす色、やさしいねずみ色?日本の色名で呼びたいような、
やわらかでシックな色に心が残った。
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-02 21:08 | キッチン | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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