エキサイトイズム

メラミンのキッチン

メラミンという素材。
平たく説明すると、紙に樹脂をしみこませたものを何枚も積層し、
強い強い板にしたもの。
一番上は印刷した表面材を貼ってコーティングする。
だから印刷技術上、可能なものであれば、どんな色柄も実現できる、
加工性もよく値段も求めやすいので
というわけで家具の世界では多用されている素材。

た、だ、し。ちょっと「安っぽい」ってのは否めなかった。
特に横から見て「黒い小口(板材の横面)」が出る。
この小口をクログロ美しい「ライン」と見てデザインされたものもあったけど、
とにかく「小口」がメラミンの一つの泣き所でもあり魅力でもあるのです。
ところがこのキッチンはそんな雰囲気を一掃。

表面はとても強く、熱にも強い…ということで、このメラミンをキッチンの魅力に、という発想をメインにしているのがキッチンハウス
「ロングライフなキッチンを考える」という特集記事の企画で訪ねました。
こんなビビットなグリーンのキッチン。
塗装ではなかなか難しいかもだけど、たしかにメラミンならねえ!
このワークトップでは「フライパンでボーリングもできるはずです」という。
そんなに強いんだ?!

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個人的にちょっと「萌え」なのが、こちら。ちょっと北欧風。
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これもよくみると自然素材ではできない仕掛けがある。
ワークトップ面はナチュラル風な木目。小口はすぱっと気持ちいいほど、白。
これはメラミン特有の小口を白の面材でカバーしている。
このグラフィカルな感じってメラミンならではなんですよね。

で、その感じがこのナチュラルな北欧風に意外とあってる。
自然素材も好きですが、こういう仕立ても案外ササる。

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印刷技術の向上により、
いまはこんな繊細な色や木目もかなり幅広く表現できるよう。
うぐいす色、やさしいねずみ色?日本の色名で呼びたいような、
やわらかでシックな色に心が残った。
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-02 21:08 | キッチン | Comments(0)

イカ疲れ

イカ疲れしています…。

釣り好きな旦那さん(通称ネコさん)が伊豆での釣果を持ち帰る。
スルメイカ2はい、赤イカ2はいを釣ってきて、
夕べはイカの解体に、料理に、塩辛作りに、冷凍作業に終われ…。
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イカの刺身(2種類のイカの味の違いを食べ比べ)、イカと里芋の煮付け(地味だけど定番では)、イカスミソース(とりあえずね)、 イカのマリネ、冷凍用イカロールの準備など。

さばいている間にも、足の吸盤が新鮮でぷりっぷりなので、油断しているとそこらへんのものを吸い付けてしまう。その吸盤をネコさんが小出刃でこりこり削ぎ落として行く。
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昨年、ネコさんの釣り魚専用の包丁をそろえた。結構頑丈な魚のもろもろを、普段使いの包丁でやられちゃかなわん。取り急ぎ小さくても強いヤツ…の小出刃と、
釣った魚がちっちゃくてもなんとかお造りにしてくれよ!と柳刃。ツヴィリング(ヘンケルスのブランド)が海外輸出向けに開発し、日本の関市で製造しているという「雅」というシリーズ。だからなぜか不思議にモダンな和包丁なのだ、これ、

イカの刺身は某料理研究家の教えに習って、エキストラバージンオリーブオイルと美味しい塩、柚子胡椒で味わう。本家のネタはたたいて、クレソンのみじん切りと和えるお料理でした。

今日のお昼はイカスミリゾット。
ポワソンブイヨンのキューブに味を助けてもらいつつ…。ネコさんはイカスミはケミカルな味がするという。
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イカのマリネは勝手気ままに身の表面に切り込みを入れて、
さっと湯がいてオリーブオイルやらレモン汁やらであえる。
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まあどうも、このイカという生き物、中に透明樹脂のようなポリカーボネート系の骨がはいっていたり、本体もムニムニだし、ケミカルだよね、どこか。

週末はイカの作業に、イカ料理に、そしてなによりイカをひたすら食べるのに疲れた。
ほんと、イカ疲れ。
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-01 16:33 | ご飯&フード | Comments(0)

キッチンのこころ

キッチンって不思議な場所。
いろいろなことやもの、おいしさが集まって、生み出していく。
でもすべてのその中に「こころ」がある。

キッチンのこころ。

暮らし、食、住まい、家族、ともだち、健康、デザイン。
いろんなものをつないでいく、キッチンという場所をめぐる、
さまざまな毎日をつづっていきます。

過去の取材ノートや私が企画編集したムックの中からも、
「キッチンのこころ」を拾って紹介していきます。

ちなみに写真は、世界でも一番キッチンの発達したドイツで、
私が母のように慕う素敵な女性、アナ(ANNA)のキッチン。
ドイツに出張するたびに、たびたびお邪魔させてもらった
フランクフルト近郊の森の中のおうち。
旦那さんのライナーは毎日この家から、東京大手町、といった様相の
フランクフルトのオフィスに出社している。
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# by kitchen-kokoro | 2009-02-01 14:53 | キッチン

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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