エキサイトイズム

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ミラノサローネの記事も収束中

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5月からエキサイトイズムで15本という、かなりの量で
ミラノサローネのレポートを掲載してきましたが、
ついにラストワンとなりました。
ミラノサローネ、主役は美しい小物たち

あまりフィーチャーされることのない、小物たち。
今年は割と目につきました。
アンビエンテやメゾンエオブジェに出てくる
ブランドも顔を出していた模様。

ミラノの記事はまとめてこちらで

エキサイトイズム ミラノサローネ2012

さて今年の総括はどうだったでしょうか?
ある人とぴたりと意見が一致したのは、
「日本人が好きそうなデザインや色、柄、素材感が多かった」と
いうことです。
かつての華やかなイタリアンモダン。
ロシアやドバイ向けの耽美な色や柄。
ここ5、6年続いたそんな傾向が落ち着き、
プリミティブでベーシックな
ものが増えたように思えます。

先日ニューヨークからきたメトロポリタン誌の
記者と話した時は、
欧米のデザインはプリミティブな方向に向かっている。
けれども日本のデザインはそれに加え、
とてもハンドクラフテッドだと言っていました。
「そのまま」の姿を尊重しながらも、
細かい意匠や使い勝手をさりげなく折り込んでいる。

おととい会ったフランス人のデザイナーユニットも
似たようなことを言っていました。
どういうところでそういうことを感じるのでしょうか?
と聞いたところ、
「回転寿司」のすべてがそうね、とのこと。
わかったような、わからないような…!
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by kitchen-kokoro | 2012-06-30 22:23 | 海外出張 | Comments(0)

女性杜氏にあうー福岡県大川市

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福岡・大川コンセルブの参加企業の中には、酒蔵もある。
企画した商品はなんとイチゴあまおうの紅茶。

酒蔵に行くというから、少し身構えた。
そもそも大川で日本酒が作られているなんて知らなかった。
九州はどうしても焼酎のイメージだ。

ところがひらり、とお店の奥から出てきたのは、
うさぎのようにやわらかな雰囲気の、
作業服に身を包んだ小柄な女性。

若波酒造というその会社の、
「あまおうリキュール」というヒット商品を生み出したのが
女性杜氏の今村友香さんなのだった。
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一度に漬けるイチゴは5トン。
ヘタを取る作業が、骨の折れる仕事なのだという。
山のようなイチゴに囲まれた、彼女の姿を想像する。

お酒が完成した後、
アルコールをたっぷり吸ったイチゴの活用を考え、
乾燥させてアルコールを飛ばして、
紅茶にする案がうまれた。
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◯に若と波。
この心に響くグラフィックは、
今村さんのご兄弟が自らデザインしたという。
美しい、お酒。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-28 10:28 | インテリア、家具 | Comments(2)

大川コンセルブー木工と食をむすぶプロジェクト

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6月27日付けの日経MJで、 
大川コンセルブ」というプロジェクトについて執筆した。

日本の一大家具産地と呼ばれる、福岡県大川市。
木工産地の大川発の企画で、
木の小物と食の新商品で食卓の提案をするというものである。
約10社が参加している。
(詳細は記事をご参照ください…といってもあまり読まれてないか、MJ)。

大川の食とは、あの有名イチゴ「あまおう」とか
有明の海苔やうなぎらしい。

九州の地理がまったく分からない。
大川は、もうぎりぎり、あの「SAGA」である。

右は立野木材工業の4代目、立野泰誉さん。
このプロジェクトのリーダー。
左はアートディレクターの先崎哲進さん。

見本市の雑踏の中、先崎さんのつくったパンフレットを
見つけたのがきっかけ。
手のひらの中で言葉を温めているような
美しい文字組に魅かれた。
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立野さんの工場は、
箱ものが得意そうな雰囲気。
家具の工場でよく見る、機能的なワークテーブルは
工場ごとに個性があって、いつも面白いと思う。
企業や職人の性格が垣間見える、まるでキッチンを見ているよう。
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工場を出て出会ったのがこれ。廃材を燃やす炉なのだろうか?
「機関車やえもん」を思い出す、迫力に思わずシャッターを切る。
かっこいい!

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メンバー企業の飛鳥工房では、
作業中のこんな部品に目が留まった。
レーザーカッターの細かな仕事。

飛鳥工房は家具産地、大川のために、
家具の取っ手やツマミや装飾部品をつくっていたため、
細かい作業に特化した設備がそろい、
職人の手も細かい作業に慣れている。

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先崎さんはそんな持ち味に注目し、
こんな風にグラフィックを型抜きしたようなフォークや菓子敷きを
デザインした。

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飛鳥工房のショールームにて。
くるくるとした木の削りカスを樹種別(色別?)に詰めて並べてある。
まるでお菓子のよう。

木工と食がつながる、
このプロジェクトを象徴するような
小さな瓶詰め。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-27 09:11 | インテリア、家具 | Comments(0)

木のキッチンーなつかしい木目

今週から今年後半戦がよーいどん。
久しぶりに、キッチンの撮影が続く。
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先日
うかがった家のキッチン。台風の後の生暖かい風をうけながら、
屋外とつながる間取りの木のキッチン。

シンプルな平屋のような(実際は二階建てなのだが)、
ヒュッテのような家は、
変型のキッチンが要。
家全体より、料理する場所食べる場所の関係を
考えた時間が長かった、と建築家はいう。

キッチンそのものは簡素な
工具箱のようなもの。
なんだかこういう雰囲気が好き。

蒸し暑さに
ご主人がプシッと開けた
ビールがよく似合う場所。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-23 20:08 | キッチン | Comments(0)

ミラノサローネ、キッチンにルネッサンス時代始まる?

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ミラノサローネのキッチンの傾向を執筆しました。
あくまでも私見ですけど。

詳細はこちらで。
ラノサローネ、キッチンにルネッサンス時代始まる?

もともと個人的には木のワークテーブルみたいなキッチンが
好きなので、ヴァル・クッチーネの新作には
かなりドキッとしました。
エコイジはエルデコのエディーダ賞キッチン部門を
取ったデンマークの会社で、トム・ディクソンのデザイン。
なんともプリミティブなデザイン。

紙媒体のミラノキッチン記事は、
来月発売のエルデコのキッチン特集内で
執筆しております。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-20 11:25 | 海外キッチン | Comments(0)

フランスの鋳物鍋、シャスールのお手入れ

シャスールはフランスの鋳物鍋ブランド。
かのルクルーゼやストゥブに比べると、
すこ〜し後からちょこちょこついてきてるコ。
そんな印象を持たれがちだけど、なかなかのお鍋である。

私もピスタチオグリーンのφ20センチを
一つ持っているけれど、
ルク姉さんやストゥブ兄さんに比べると、
ちょっとほんわかした太めの妹…みたいなキャラである。
なんというか、シェイプがゆるいのよね。

そんなシャスールの新作発表会で、
フランス本社からきた
日本担当マネージャー(フランス人女性、推定60代)にお会いした。
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現地フランスでのシャスールの使いこなしやお手入れについてたずねてみた。

「まず大抵のフランス人はφ16㎝とか20㎝のシャスールは使わないわね。
もっと大きい。これは日本向けサイズ」とまずはばっさり。

ご存じ厚い鋳物のホーロー鍋はじんわりと熱を伝え、
煮込み料理を作るのに適している
「フランス人は大鍋でどかんと煮込み料理を作るの。
2〜3人前をつくるっていう発想はないわね」

「何より私たちフランス人は食いしん坊。
たっぷり食べるし、余ったら近所の人に分ける。
とにかくたくさん量をつくることも美味しさの秘訣なの」。
マダムは自分の大きなお腹を指し示しながら、笑う。

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こんなに重い鍋、やっぱり食器洗い機で洗うのかしら?
「いいえ、大きなお鍋は家族の宝物。できるだけ手で洗います。
洗って乾いたふきんでしっかりと拭きあげておくと長持ちします」

大切なのはオイル塗りだという。
「ほら、フチの部分はホーローがかかっていないでしょう。
この部分に指でやさしくオイルを塗りこんでおくと錆びないわ」。
たしかにフチは砂色で、ホーローがかかっていない。なるほどね。

ちなみにわが家では20センチでも、かなり重く感じる。
鍋の残りを皿に移す時は
夫に鍋を持ってもらって、二人掛かりの作業になるというのに…。
腕力がなければ使いこなせない。
もっと大きなお鍋を扱うフランス人家庭に脱帽。

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同社の母体は鋳物工場で、本業は産業用マシンの部品や
鋼鉄のパーツを作っているという。
その中の家庭用品ブランドがシャスールだ。

産業部品の世界から見れば、
20センチだろうと、30センチだろうと、
鍋なんか小さなものだろう。

最近は日本がビックマーケットに成長しているという。
写真のような小さなココット(IH からレンジ、直火まで使える)など
フランス人にとってはミニチュアのような
商品をたくさん発表していた。

写真の3色のミニココットは、ちょっとモダンすぎるデザインかな…。
個人的にはクラシックの方がシャスールらしいと思う。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-19 10:11 | キッチンツール | Comments(0)

リアルシンプルという雑誌

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アメリカ発のライフスタイル雑誌「リアルシンプル」。
忙しい、でも暮らしを大事にする人のための雑誌が。
日本版の創刊号から最終号までを
ここ数年、大切にとっておいた。
が、今年、これを手放すことに決めた。
創刊号の前のパイロット版まで持っている。

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簡単、安い、便利、早いといった、
ともすれば生活がチープになってしまいそうな価値観を、
美しく、魅力的に転じた雑誌。

先輩エディターの安藤菜穂子さんが
家庭画報からのこの雑誌に移った時を縁に
だいぶお手伝いをさせてもらった。
一番大変だったのがキッチンの収納改造の
記事。
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すでに十分素敵なキッチンあのだけれど、収納や動線などの問題を洗い出し、
こちらで解決策(ものをふくむ)を用意して
取材、撮影するという、
ビフォアアフターのような企画。
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よそ様の家のキッチンの
棚の奥の奥までみて、モノを全部だして、なんて言うのは
後にも先にもこのときだけ。

このパイロット版から最終号までの一式は
私が信頼している、古本屋さんに託す予定。
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一式、約40センチ。ふろくも完全ではありませんが、
ほぼそのまま残っています。
誰かが代わって熟読いただければ本望。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-16 12:17 | いろいろな仕事 | Comments(1)

インテリアライフスタイル展で出会った素敵なもの

1949年にスウェーデンの建築家がデザインしたという収納「ストリング」と、
アルテックの家具(アルヴァ・アアルトやイルマリ・タピオヴァアラ)。
センプレデザインのブースにて
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OSBパネルで造作家具をつくっていたウスイワークスが、デザイナー小林幹也さんと開発した家具のシリーズ。母体は富山のシステム収納のメーカー。
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ブティックの鉄製什器などを作ってた杉山製作所が、柴田文江さんと開発した鉄のウォールデコ
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ビューティフル・キャスターとでも呼びたい家具用のキャスター。家具のデザインが良くなってきているのに、車輪は…という視点で開発されたという。
もともとは産業用のキャスターをつくっている会社、東京ハンマーキャスターの製品だ。
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毛の生えた椅子。かわいいやつ。匠工芸×アッシュコンセプトがマッシュルームスツールに続く、ヒット商品を生み出しそう!
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馬場商店の波佐見焼きは世界を旅してる。今年は意外にも直球なフランスでした。マットで焼き締め感のある耐熱食器の数々。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-15 09:30 | キッチン | Comments(0)

ミラノサローネは総選挙?

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先日、誰と話していたんだろうか。
ミラノサローネって、家具やデザインのAKBみたいだねーって。
もういろいろあって、NMBとかSKEとかもいる。
4月のデザインウィークは総選挙なのかもしれない。

トップはやっぱりネのカッシーナとかB&Bで
前田敦子とか大島優子な存在。

その後のモローゾはまゆゆ?
さしこ的な存在としてはデパドヴァな感じがします。

少しおしゃれで自分ちょっと違うわよ!
みたな感じがする板野友美はエスタブリッシュド&サンズ?

AKBのことをあまりしらないのですが、
バカなことを考えてしまいました…。

大手3社、こちらで執筆しています。
写真はアルフレッド・ハベリ@モローゾ。
ミラノサローネ、イタリアブランド3社をクイックルック
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by kitchen-kokoro | 2012-06-14 14:35 | インテリア、家具 | Comments(0)

あの英国ブランド in ミラノ

ロンドン五輪が近づいて、
UKデザインのイベントとか増えそう!

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イギリスのデザインブランドといえば
今はやはり、エスタブリッシュド&サンズと
トム・ディクソンが安定したブランド。
ミラノでの様子を執筆しています。

あの2大ブリティッシュブランド、ミラノではどうだった?

2000年頃、マイケル・ヤング筆頭に
ブリティッシュデザインの風が吹き荒れていましたが、
トム・ディクソンは息が長い。
デザイナーというよりアートディレクターというべきでしょうか。

1998年頃、100%デザインの取材に
ロンドンに行きました。
英国はそれ以来ですが、
もうだいぶ変わっているんだろうなー。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-12 23:36 | インテリア、家具 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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