エキサイトイズム

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雪ふるような

デンマークのルイス・ポールセンから、ルイーズ・キャンベルの照明新作が発表になった。
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夕暮れを狙って、照明の美しさを見せるお披露目パーティ。

北欧の平原の下から上へ舞い上がる吹雪のような。
桜の花びらの舞う、花見の宴の夜のような。
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そんな不思議な意匠と、これまでにないフォルムを持つ「スノー」。
北欧の家具とキリムを販売しているギャラリー「ロゴバ」で開催された。
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詳細はこちらで!
吹雪か花舞か、ルイス・ポールセンの新作照明「スノー」
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by kitchen-kokoro | 2009-02-26 18:00 | 家電、設備 | Comments(0)

コンパクトでラグジュアリー

コンパクト。
日本の住まいの永遠のテーマだけど、
これまでコンパクトという言葉は、安かろう悪かろうの、
簡易施工型の安価なキッチンを
いいように表現する言葉だった。

が、INAXから登場したコンパクトキッチン「CL」は、ちょっと違った。

a0116902_15405046.jpgキッチンでの動線を壁面にO型に「貼付ける」ことで、手の届く範囲でぐるりと、キッチンの作業動線を結んでしまった。
しかも、キッチンが室内にせり出す範囲は、とても少ない。

かといって機能重視なだけではなく、デザインもインテリアに家具的に溶け込むものとなっている。

いわゆる量産型の国産メーカーのキッチンの中では、ちょっとしたスマッシュヒット。

小さくて軽快だけど、空間の質をきちんと整えてくれる。
これがコンパクトラグジュアリーだという。

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この写真の参考プランで約310万円だそう。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-24 15:41 | キッチン | Comments(0)

菜の花ご飯

菜の花のほろ苦さが恋しい。

そんなとき、スーパーで菜の花の特売みつけ!

黄色と組み合わせて食べたい。

ということで、どっかの本で見た「インチキキッシュ」。
これは粉もの超苦手な私向けの、簡単キッシュ。
こんがりと薄めの食パンを焼いて、耐熱容器に敷き、
そこに卵焼きのネタ(クリームも少々いれるけど)を流し込み、
溶けるチーズをのせて焼くというもの。
この手のB級グルメ大好きだ!
(もしかしたらリアルシンプルのFAKEでおいしい!
という連載で見たのかも、この連載好きだった)

結果は食パンに卵がしみしみで、フレンチトースト風な感じもし、
キッシュとは言えないけれど、これはこれでまたおつまみ風でよろし。
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手抜きついでに、昨年のイタリア出張で買ってきた
インスタント・リゾット・ミラネーゼを菜の花入りで。
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インスタントと言えど、100%リーゾ・イタリアーノ(イタリア米)にて、
かなり美味しい。サフランの香りがぶほっ。
菜の花のほろ苦さによく似合う。
黄金色。
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ネコさんも「苦いね〜、菜の花」と満足そう。
米がアルデンテで噛みごたえがもりもりしていて、これがまた美味しい。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-23 22:27 | ご飯&フード | Comments(3)

「食べる」をデザインする

去年の話になってしまうけれど、「食べる」をデザインするというイベントに
参加したことがある。
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たとえば、食べ物を色に分けて、その効果がすぐにわかる、とか逆にこんなきもちになりたいからこれを食べるとか、そんな風に食べものを考えるとか。

またたとえば、スプーンに小さな食べ物がのせてあって、壁に貼ってある。
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これを脚立などを使って取って食べることで、
木から食物を食べる動物や祖先がしていただろう
行動が追体験できるとか。

食べ物を使ったイベントはむずかしいけれど、
これはいわゆる食の世界からの発想ではなく、
プロダクトデザインとかアートとか空間デザインから
新しい食体験に挑戦してみたいという
オランダ人女性デザイナーの企画で、
六本木のアクシスギャラリーが会場になって、行われた。

そのクローズドイベントのランチはこちら。
食事の前にナプキンを膝や首に掛けるけれど、
その行動が空間をつくりあげてしまったり…。
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後ろ姿はこんな感じ。
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そして前菜は割れたお皿に載せられている。「カプレーゼ」なのだが,本来、一緒のはずのトマトとチーズは向かい合った相手のさらに分かれていて、皿を半分交換して始めてカプレーゼになる。
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カトラリーも常識を超えている。
さまざまな道具を自由に使って食べる。
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メインも同じことで、まだ分けられていないサラダ(っていうかサラダ菜まるごと)、ボイルドポテト、カボチャ料理、スライスされていないまるごとのローストポークがどどーんと一人一人にやってくる。お料理が出るたびにみな、「うう〜」「おお〜」と喜びにも迷いもとれる、声を上げる。
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食卓にランダムに並べられた長い柄の道具やハサミやらを使いながら、
分ける。a0116902_15313592.jpgまあしっちゃかめっちゃかに、なんとかみんなで笑いながら、
食べ物を分ける。テーブルについているのは初対面の人が大半。
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みなそれぞれを分け合いながら、ようやく
料理が行き渡る。

デザートは粉砂糖のふられたプレートがテーブルの中央に置かれて、
ボール型のスウィーツを目の前でころころ転がして、イラストを描ける?仕掛け。
うまくいかないけどね。
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こんなに変わったランチをいただける機会は今後もそう、滅多にないはず。
いやあり得ないかも!

この時のイベントに関しては、いまだにその意義とか、
意味が見つけられずにいるところ(意味がないとかそういうことではない)。
食べる幸せ、それに関する行動、社会的なこととか、
なんだかいろいろ、いろいろと考えてしまい。
「あ〜きれいだった、おいしかった」とはならないところが
ねらいなんだろうか。

食べたあとに考えこんじゃうってのは、本当はあまりよくないかもね。
でもやっぱり「食べる」はうれしい。楽しい。


eating+designing
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by kitchen-kokoro | 2009-02-22 15:30 | ご飯&フード | Comments(0)

リサイカブルキッチン

イタリアのバル・クッチーネという会社は、世界でもリサイクルをテーマに
キッチンを開発している会社。

そういうとやさしいエコなデザインを想像してしまいますが、
見た目は結構、「とんがって」いる。
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そんなバル・クッチーナから、イタリア発でとどいたほやほやの情報は、
またまた新しいリサイカブルキッチンを開発したというニュース。

リサイクルされたアルミのフレームに、ガラスでつくった面材のキッチン。
リサイクルアルミは、全く新しいアルミをつくるより20%エネルギーを
節約できるそう。
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とはいえ、なんだかキンキンのイメージのキッチンだなあ…。
ガラスの面材のキッチンって、昨年あたりからヨーロッパでよく登場しているけれど、
食器とかステンレスのボウルとか、調味料の瓶とかが
カキーン!ってぶつかって、欠けたりしそうで、
なんとなく落ち着かない感じ。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-20 09:52 | キッチン | Comments(0)

バックヤードのルール

私の尊敬する「キッチンおやじ」こと、エクレアの岡本憲明さんにいろいろ取材をしてきた。
キッチンをオープンにする人が増えている今、一方でバックヤードがどんどん必要になってきているという。

キッチン本体はアイランドにして、機能やデザイン、基本的な収納を集約する。
その一方で背面は隠す収納にしたり、大きな壁面収納にする、
またはパントリーかウォーク・イン・クローゼットのような小さな
空間をプラスする。
それだけでキッチンはずっと使いやすくなる。

実は2年くらい前のマイホームプラス誌でキッチン特集をしたとき、3件の家が
すべてこのルールに当てはまっていたことを思い出す。

オープンキッチン+裏舞台。
現場によって、裏舞台は収納になるのか、お部屋になるのか、分かれるが、
細かい収納計画をあまり考えなくていい、シンプルなルールに思える。

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by kitchen-kokoro | 2009-02-17 22:32 | オーダーキッチン | Comments(0)

タイルってもしかして食器になる?

イタリアの世にも美しいタイル、ビザッツァ。
このショールームがオープン
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あ、やってみたい!と感じたアイディアはこれ。
タイルを貼ったプレートに載せたフィンガーフードは
オープニングパーティでゲストを喜ばせる。

うーん、たしかにタイルって陶器質だし、
食器として使ってもいいよね。
なんかこのタイルトレー。商品化されてもいいかも。
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タイルというと日本人はどうしても「ミクロの美」を見てしまうかもしれない。
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これはビザッツァのミラノサローネ期間中のプレビューでも見かけた
アイディア。下の写真はミラノにて。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-14 11:18 | 器など | Comments(0)

なんでも受け止める

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橋田規子さんというプロダクトデザイナーがいる。
TOTOで水まわりのもろもろを研究し尽くし、
この春から大学のデザイン学科の教授になる。
彼女がデザインしたのがこのキッチントレー
上のプレートがクモの巣のような柄がすのこ状になっていて、
トレー本体にはまるようになっている。
水でぬれたものを置いたりするのにもぴったり。

トレーはもちろん見た目通りなんとでも使えるのだけど、
今ひとつ、新しい用途が見えていなかった。
そんな開発の途中に、プロジェクトチームからお呼びかかって
打ち合わせに参加したことがある。

そして一つの提案をした。
食器洗い機の補助トレーとして使えるのではないか?
その仮説は橋田さんも立てていたけれど、食器洗い機ユーザーが
身近にいないプロジェクトチームは
今ひとつ、それが信じられなかったのだ。
そこで私が過去のキッチン取材経験から、
食器洗い機を使う人のリアルな生活現場を解説し、そこから
プロジェクトはいろいろな可能性をはらむことになった。
まだない「市場」(食器洗い機があることを前提にした
キッチン空間に必要な’何か’)。
今すぐじゃないけど、これだけキッチンのあれやこれやの
アイディアグッズが氾濫する日本。そのうちこの辺りも
激戦区になるだろう(10年スパンの視野ですが…)。

食器洗い機も洗濯機とおなじで得手不得手がある。
特に糸底のある食器、プラスチックのタッパーは
乾き残しがある。でも別にそれを機械が全部乾かさなくていい。
ちょっと水を切って、ふせておけばすむのだ。
家電=万能の甘えは捨て、家電=道具(自分の知恵で使いこなす)程度でいい。

そんな時にぴったりなのがこのトレー。
食器洗い機ならフラットなお皿はピカピカに乾くので、
従来の水切りカゴは不要。皿立て部分も不要。
必要なのは、イマイチ水が切れていなかった、ちょっとしたものを
ふせておく、シンプルな場所。

食器洗い機を使っている家はキッチンがオープンであることが多い。
そんなときにもこのトレーはインテリアを損なわず、
いかにも「水切り」という感じがない。
私は食器洗い機のサブ水切りとして使っているけど、
いろいろなことにつかえそう。
なんでも受け止める、キッチンのフレキシブルな場所をつくってくれる。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-13 22:13 | 家電、設備 | Comments(0)

沖縄の小さなキッチン

沖縄の家は頑丈だ。
太陽光線や狂おしいまでの台風に耐えうるように、
じっと背は低めに、腰をすえて、
スクエアに構えて、建っている。
そんな印象。
さらにシーサーが家を守っている。
「家に住む」ことは守られること、
シェルターみたいな雰囲気を
漂わせてる。
その一方で「暮らし」は家の中と外、どちらにも存在している。
そんな境界のなさも感じさせる。

恩納より北部に進めば、よりそんな沖縄の伝統的なスタイルは増えて行く。
地元の工務店の看板に「システムキッチン施工」の文字を見る。
このあたりでは、簡易施工型の国産メーカーの、
システムキッチンが主流なのだろう。
そう、ここではまず家をしっかりつくらなければ。
キッチンに構ってい余裕はないのでは?などなど思いつつ、
車を走らせる。

が、やはりキッチン好きな人はいるものなのです。
地味な国道の脇の、小さな看板の出ているカフェ。
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イギリスのヴィンテージ家具や食器、クロス、生活の細々したもの。
そんな素敵なものであふれたこのカフェは、
もともと「タンカン農家」で、さびれていた家を引き受けて
改装してオープンしたという。
タンカンは2月の沖縄の果物。味はみかんににているけれど、
皮が頑丈で爪が入らない。
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まるで店の中に小さな店があるような、キッチン。
カウンターは木枠の窓がついていて、
ちょっと屋台ワゴンふう。

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で、このキッチンはオリジナルだそうです。
ステンレスのワークトップとガスコンロ&オーブン、
水まわりだけを工務店に依頼し、
扉のデザイン、色は自分たちで作業し、
最後に取り付けてもらったそう!セミオーダーキッチンですね。
家具みたいなキッチンでは、「ぐりとぐら」のカステラを焼いたり、
ジャガイモやピザを焼いたり(もちろんカフェメニューです)。

南の島の小さなタンカン林の中に
手づくりキッチン。
ほんと、キッチンが好きな人ってすごい。
夢をかたちにするパワーがある。

ヴィンテージヤードカフェ
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by kitchen-kokoro | 2009-02-12 22:53 | キッチン | Comments(0)

オーダーキッチンをつくろう!

「オーダーキッチンをつくろう!」(エクスナレッジ刊)

オーダーキッチンは今の日本のキッチンの選択肢として
最良の方法じゃないかと、確信しつつある。
目に見える金額は一見高そうだけど、いわゆるメーカーキッチンの
営業等の費用のうわのせとか考えると、
設計料(ソフト)+実費(ハード)のもっともクリアなバランスがとれている。

ただこの本を編集した当時は、今と比べればキッチンへの理解が浅く、
関わった人に学びながら、なんとか到達したムックだ。
この1冊ではキッチンの可能性が表現しきれていないような気がして
そのくやしさがその後に続くキッチンムックシリーズにつながる、
原動力になった。
キッチンを通して、人生でもっとクリアにできることがある。
オーダーキッチンをあつらえる。
これができる人は人生、自分自身、食生活、家族、すべてのことに
ある程度の整理、希望、勇気のバランスが選択できた人。

人生の様々なコストに対して、ある意味、パフォーマンスがいいと思うけれど、
なかなか距離は埋められない。
それは日本の住宅の流通事情、家が建てるものではなく、買うものになってから。

景気が悪くても、日本の家族の普通の幸せはキッチンから
始めることができる。
豊かで繊細な日本人の食の感覚から。
どうやったら、それを伝えて行けるのか。
模索中。

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オーダーキッチンをつくろう!
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by kitchen-kokoro | 2009-02-10 23:26 | これまでに出した本 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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