エキサイトイズム

カテゴリ:キッチン( 123 )

石巻の日和キッチン

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リノベで知られるブルースタジオ出身の
女性建築家、天野美紀さん。
震災後、精力的に宮城県石巻で支援活動をしてきた
彼女が、ついに、石巻にレストランを開いてしまった。
日和キッチン。
名前は石巻を一望できる日和山から来ているよう。

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建築デザイナーとしての仕事もこなしながら、
東京から毎週末、高速バスで石巻に
通い続ける、そのバイタリティだけで
感服してしまう…。
そして運営だけではなく
ちゃんとお店にも立っているわけです。

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築100年の民家を自らリノベしたという
お店は4テーブルで、週末を中心とした営業。
でも飲食をやるなんて半端な覚悟じゃできない。

忙しく立ち働く彼女に
あれこれ聞くことはできなかったけれど、
連休ということもあり、
お店はにぎわっている。

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メニューは地元の鹿肉をつかった
鹿のバター炒めの定食や(噛みごたえがかなりイケル!)、
鹿カレー(ほろほろと口の中でくずれるお肉)はスパイスの
効いた野菜スープ感覚で、サラサラと食べられてしまう。
地元のお惣菜や鹿肉を使ったお料理を出すそう。
ジビエというと強い印象があるけれど、そんな感じじゃない。
もっとマイルドなお料理。

石巻は牡鹿半島の付け根。
地名が牡鹿というくらいだから、鹿が多い(金華山の鹿など)。
やむを得ず駆逐した鹿の命を
大切にいただく…ということで
鹿肉の加工が始まったそうです。
ちなみに石巻辺りでは
伝統的な鯨食の習慣もある地域です。

鹿の角は復興支援の活動で
こんなにおしゃれなアクセサリーに!
OCICA

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そして建築家の芦沢啓治さんが活動している
石巻工房のアトリエもすぐそば。
昨年、日経MJでじっくり書かせていただきましたが、
東京取材が中心で、石巻には来られなかったのです。
石巻工房

日和キッチン
ということで「日和キッチン」は駅から徒歩すぐ。

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万石浦。
実は宮城県出身でありながら、
石巻にじっくり滞在したのは
かなりかなり久しぶりだったのでした。
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by kitchen-kokoro | 2013-05-07 00:16 | キッチン | Comments(0)

最新リアルキッチンライフ事情…

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というテーマで本日、プロ向けセミナーを開催します。
今週はその準備でなんだか心落ち着かない日々でした。

五反田の東京デザインセンターさんが
企画・主催してくれました。
「室内」時代には足しげく通った場所ですが、
最近はちょっとご無沙汰でした。

昨年から定期的なセミナーイベントに力を入れているそうで
過去にはアイムホーム誌編集長のエリサ様こと
角田絵里沙さんや
東京スカイツリーの照明計画で一躍時の人となった
戸恒浩人氏などが登場しているそうです。

が、実は会場の席数に限りがあり
応募開始まもなく満席になってしまい、
このブログでのご案内や告知ができませんでした。
ということでご興味持っていただけて
本当にありがとうございます!

東京デザインセンターは
五反田の駅前に見える
マリオ・ボッタ設計のあの建物です。
↑すみません!マリオ・ベリーニでした(もと新建築のSさんありがとうございます…)。
毎年、桜の宴が開かれますが(写真)、
本当にイタリア人の建築家っていろんな
風景を考えて設計しているのだな…と
うならされます。
もう日本のオフィスビルと設計の発想が違うの!

いつもはライフスタイル分析やトレンドレポートが
セミナーの中心になってしまう私ですが、
今日は少し「どういう意志で本づくりをしているのか」という
お話も、たまには聞いていただければと思っています。

リアルキッチン&インテリアの最後の在庫も
東京デザインセンター1階の本屋さん
「デザインブックス」で販売される予定。
ほんとに最後の在庫ですね。
よい旅達になりますよう。
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by kitchen-kokoro | 2013-04-26 12:19 | キッチン | Comments(3)

どんなに素敵なレストランに行くよりも

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昨日まで知らなかった
素敵な誰かの、
その人らしいキッチンで、
手作りのケーキをごちそうになる。

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お金を出せば行ける
すっごいレストランよりも、
得難い時間だと思ってる。

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と、いうことで、
今月も撮影のピークです。
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by kitchen-kokoro | 2013-03-16 18:43 | キッチン | Comments(2)

シンクロしてその一瞬を一緒に切りとろう

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その家に足を踏み入れると
そこに住む人の空気がぶわっと
風のように心をかき乱す。

そのうれしいような、戸惑うような
風の力を受け止めて、
次第にその家と体温が同じになってくる。

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図面や現場スナップではわからないことを
引き出して、
みるみるその人の色が見えてくる瞬間、
私とフォトグラファーがその時を
切り取ります。
そのシンクロが一枚の写真をつくる、と
そのフォトグラファーの彼女はいいます。
それがなければ、
いまの時代、誰が撮っても
同じだということもありうると。

ほんとうにその通りですね。
ちょっとしばらくぶりの彼女と
再び同じリズムを取り戻すことの
どきどきとわくわく。


※リアルキッチン&インテリア、ひと月ぶりにAmazonの在庫が復活しました。
とはいえ僅少なので念のためお知らせにて
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by kitchen-kokoro | 2013-03-14 22:44 | キッチン | Comments(0)

HOUSE VISION展ー超ちっちゃな…が心に刺さった!

久々に大規模な住宅の展示会、
HOUSE VISION展が青海でスタート。


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詳細はエキサイトイズムで執筆予定ですが、
なんだか心に刺さったのがこちらのキッチン。

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そう、模型なんですよ。
こんなにちっちゃい!


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なのに道具の一つ一つ、
包丁やまな板、お皿立てまでよくつくられてて
思わず見入っちゃいました。

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の展示、集合住宅の理想型を「超模型」にしてあるのですが、
キッチンだけじゃなくて
一つ一つのお部屋がよくつくられていて、
いやいや、どの部屋にもリアルな暮らしがあり、
雀卓を囲んでいる人たちもいます。
今の生活を一望できるジオラマのよう。

ジオラマティックな楽しさって
なんだか新鮮でした。

HOUSE VISION
3月2日から24日まで東京・青海の特設会場にて
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by kitchen-kokoro | 2013-03-01 23:06 | キッチン | Comments(0)

2013年、紅白…とAKBとキッチン

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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さて紅白…といっても歌合戦ではないのです。
この布!

先月末に出したばかりの「 REAL KITCHEN & INTERIOR」(小学館)ですが、
企画の最初にみんなであたまをひねったのは、
「キッチンをどうこうしたいという
センスや人生経験の持ち主だけど
そんなこと考えたことがない!」っていう人に
どうやって素敵なキッチンの
存在に気づいてもらえるか。

これまでは建築関係者やマニアックな建て主や
家づくりの最中でキッチンを決める直前の段階にいる人を
対象にした本や記事ばかりつくっていましたから、
グレーゾーンにいる人に「ああ、こんなことができるんだ」って
気づいてもらって振り向いてもらうことって
大変なんだと気づきました。

出版社のゴッド慎一郎氏が言うことには
「表紙にAKB出せ」って話です。
いや、笑っちゃいけません。
この言葉には深い意味がこもっています。
どんなにメーカーやオーダーキッチンのプロが
がんばって、素敵なキッチンをつくっていても、
もっと知られなければ
ずっと閉じた世界のまま。
業界の狭い中で競い合っていても、
裾野が広がらなければ
その中での喰い合いなのです。

また自分自身の素敵なセンスに気づいていない
ユーザーも、なんだか納得しないまま
カタログから既製のキッチンを選んで
一生を終える…かもしれません
(人生でキッチンを買うって1度か2度くらいと思います)。

とにかく、誰かに振り向いてもらうには
AKBでもなんでも日本中が注目しているものを
活用せよ、というある意味、スゴイ提案だったのです。

が、さすがにAKBというわけには行きません。
ということで、考えた企画が写真の紅白の布なのでした。
(続く?)

「REAL KITCHEN & INTERIOR」(小学館から発売中)
あこがれキッチンのリアルライフが一冊に!
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by kitchen-kokoro | 2013-01-05 00:28 | キッチン | Comments(0)

ブログ 近日復活予定中

ずっとお休みしていたブログですが、
近日、復活予定です!
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by kitchen-kokoro | 2012-12-18 15:30 | キッチン | Comments(0)

ベテランのこころ

昨日、なんだか若手の話ばかり
書いてしまいましたが、
やはり生活やデザインに関することは
ベテランの心に唸らされることも増えています。

解釈の深さが違うのです。

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鉄の道具や合羽橋の料理道具が好きな
女性が使う
シンプルなキッチン。
彼女のことをよくよく理解した
担当オーダーキッチンショップの
某ベテラン女性の
てきぱきとしたサポートによって
撮影は快調に進みます。
なぜなら彼女は「踏み込める」からです。
そのやりとりに、
それまでのキッチンづくりのたくさんの
プロセスを垣間見ます。


また大阪のオーダーキッチンの
ルプの平尾恭子さんも
大大お姉様ですが、
アートの仕事をして来ただけあって
センスが抜群。
しかもキッチンはとても少ない要素で
つくられてます。
でもとてもバランスがいいのです。
それはもうたくさんのものを
見てきているからなのか、
彼女の頭の中には
本質しか見えていないからと、思います。
またたくさん試みて失敗して、
手の中に残ったものもあるでしょう。

お二人が素敵なところは
つねに現場にいるところです。
工場へ、施工現場へ、
夜遅くまでのプランづくりや図面引き。
変わらないパワフルさがすごい。

若手のデザインが
切り開く世界もあれば
経験豊かな
素敵なマダムたちがひっぱる
キッチンの世界も
感動がたくさんあります。
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by kitchen-kokoro | 2012-10-02 23:32 | キッチン | Comments(0)

10月が始まりました…!

10月になりました。
今年最後のプロジェクトが
本日から本格的スタートです。

この半年くらい、視点を変えて
感じて来たことをまとめてみたいと
思っていますが、媒体の特性もあり
上手にアウトプットは難しい!

そして前回の(といってもとても前ですけど)
ブログについていろいろ聞かれたりしたので
ちょっと印象ベースでまとめると。

たとえばあるカンパチ沿いの大きなキッチンショールーム。
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メインでは目もくらむような超高級キッチンが並びますが、
最上階の奥にこんな風なリアルな提案を発見。
今まで何かが違いますね…と聞いてみると、
やはり2代目の新しい感覚の提案だそうです。

たとえば30代のある夫婦が建築家とつくったキッチン。
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ふぞろいの木。イレギュラーな形。実用的な生活感と、気負いすぎないデザインセンス。
形のデザインというよりも素材や質感を見つめる愛情。
◯◯◯◯という素材はお手入れラクラクといった合理性よりも、
なにか越えたものを求めている、
その感じとか(決して高級キッチンではありません)。


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自由度は高いですが、
どちらかといえばメーカーキッチンに分類されるかな…?
というあるキッチン会社のお話。
今までお会いした方は、
どこか営業マン的な堅苦しい印象が強かったのですが、
ある取材に立ち会ったところ、
若手社員が、住み手の方と柔軟なやりとりをしているのに
意外な気持ちに。
自分の実現したいお料理や食卓の夢を叶えてくれるスーパーマンとして
奥様とお嬢様にすっかり信頼されている若き営業マン。
彼が提案したちょっと大胆なプランが、
パズルの最後のピースみたいにしっくりきてました!
その会社のラインナップを上手にその家族のセンスと
あわせてチョイスしていて、うまいなーっと。

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男性的でシャープな印象のあった某キッチンブランド。
夏頃からショールームに
素敵なお花やグリーン、
ボタニカルなプレゼンテーションが増えて
長くここを見て来た私も、
新しいキッチン提案を見るかのような新鮮な印象…!
すこし深く聞いてみると
やはりそこには独自の視点や女性の感覚の起用がありました。

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また私のブログにコメントをいただいたご縁で、
直接のやりとりが始まって、ご相談とご紹介、
なんやかやメールのやりとりをしているうちに
ご紹介したキッチンデザイナーさんとの
夢のキッチンを完成した30代のご夫婦。
もともとは「無理かも」と思っていたそうですが
それを「越える」のは結局、予算や物理的なこと以上に
考え方や価値観をクリアにすることなのだ、ということを
実感させてくれたキッチンでもあります。


そしてさらにキッチンデザイナーと呼ばれるジャンルは
日本ではあまり成熟はしていませんが、
気になるキッチンの実例や現場を
見かけたら
思い切ってアポをとり、
デザイナー何人かにお会いしてみました。

そんな彼らの経歴や考えのゆたかなこと。
キッチン一筋でやって来ているわけではないひともいたり
オーダーともプロダクトともキッチンデザインともいえない
仕事をしている
不思議なジャンルのキッチンデザイナーがいたり。

今までと変わらないじゃないか、と
思うようなことも
やっぱり何かが変わって来ていると
思うことが多々ありました。
一番変わっているのが
見た目やデザインの問題ではなく
ユーザー、キッチンをつくる人双方の
「人」の意識です。
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by kitchen-kokoro | 2012-10-01 11:33 | キッチン | Comments(0)

10月から一新…!のつもり

すっかりご無沙汰してしまっていますが、
キッチンの世界にも
世代交代の波が来ていると感じています。

高級住宅、高級マンションに
高級キッチンをいれれば
「素敵なキッチン」という時代が去り、
ではオーダーならばいいのか。
「世界でただひとつ、自分らしいこだわりの
キッチンを自由自在につくります」という
キャッチフレーズの時代でもなく、
もう少し違った波が来ているようです。

新しい波はいつでも、ちょっぴりこわいです。
でもまあ、もう何度もこの波は越えてます。
その波をずっと見続け表現して行くのが
自分だと思っています。

10月から少しそんな新しい波と
連動しながらブログを続けたいと思っています。
9月は少し、とびとびにて。
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by kitchen-kokoro | 2012-09-14 23:24 | キッチン | Comments(2)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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