エキサイトイズム

カテゴリ:ドイツの朝ご飯( 7 )

ドイツのフレンチトースト

ドイツでフレンチトーストというのも
あれだけど、
食欲のない朝、甘いものがほしくなった。
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料理は思い切りが大切だと思う。
太るから、など思ってバターや卵をケチケチ使うと、
フレンチトーストは美味しくない。
このフレンチトーストはまさにその好例で、
噛み締めるとジュワーっと
バターや甘みがしみ出してくる。
バニラビーンズの粒粒に、卵のコク。
きっと高カロリーだけど、そんなの関係ない。
家では絶対つくれない。

脇に添えたのは
ドイツの朝ご飯の定番、ニュルンベルガーソーセージと
小さなパンケーキ。メープルシロップ。
これを一緒に食べれば「マックグリドル」? うそ…。

「今日も元気だ、朝飯がうまい」とは
かの黒田秀雄さんのお決まりのセリフですが、…蓋し名言。

出張中は秋のようなドイツで風邪気味になる中、
食欲が落ちて、朝ご飯もだんだん控えめに。
とはいえ、こんなフレンチトースト食べてるから
まだ元気だったのかな?
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by kitchen-kokoro | 2010-09-05 22:51 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 2010年秋

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ドイツのホテルで素晴らしいと思うのは、やはり朝ご飯。
特にここのホテルはよい方かも。
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これはヨーロッパの他のどこの国よりもすごい。
料理されたもの(ランチやディナー)と
素材がただそのまま並ぶだけの朝食の格差がスゴいのもドイツ。
パンもハムもチーズも最高。職人技。
なのに「調理」だけはどうしてあんななのか。
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ということで、もう慣れっこなはずなのに、
初日の朝食はやはりエキサイティング。
思わずシャンパンも。
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そしてさらに温かい卵料理もオーダー。
チャイブとチーズを入れたオムレツを
オープンキッチンに頼む。
でも出てきたのは、
クレープみたいにくるくると巻いた
薄焼き卵だった。
このときも巻いたオムレツ。
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こんなに大きな厨房で、小さな卵料理を作ってくれる。
ディナーはやらない朝と昼だけの
カフェレストランのようだが、ドイツは何でも大きい。

空港から直結したホテルが今回の滞在先。

夜はその国の料理を楽しんでも、
朝ご飯というのは、出身地の「地」が出ると思う。
特にこのホテルは航空会社のクルーも多く、
朝ご飯の時間はとてもインターナショナルだ。

パンケーキを何段にも重ねて、
シロップをかけている
アメリカンのテーブル。

椅子を寄せ集めて、
円座になっているのは中国人。
おかずを持った皿を中央に集めて、
お取り分けスタイル。
ビュッフェには春巻きもある。

フルーツとペストリーだけですませているのは
イタリアとかフランスのラテン系。

パンにハムにチーズ。
正統派の食事はだいたいドイツ人のようだ。
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by kitchen-kokoro | 2010-09-03 18:45 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 05  番外編でイタリアの朝ご飯

うそじゃない。ここはケーキバイキングなんかじゃない。
朝食ビュッフェのレストランなんだ。
北イタリアのヴェローナ。一応、国際的なホテル。
けれども朝食は完全、イタリア食。
ケーキがホールで並んでいるのは、当たり前。
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イタリア人の朝食は軽い。甘いものをきゅっとつまんで、エスプレッソをぐいっ。
そんな感じで出かけてゆき、お昼前にバールで小腹を満たし、
夕食前はアペリティーボでいろいろつまむ。いつもこちょこちょ食べているのが
イタリア人、そんなイメージがある。
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仕事の前だから、朝食は必須。けれども私はもともと甘いものが苦手。
さらに朝から甘いものは辛い。砂糖掛けのクロワッサンもイタリアの朝食で
よく見るパン。中にはジャムやチョコレートが入っている。
滞在も長くなってくると、甘いモノ嫌いの私もこのクロワッサンが
朝に効くようになってくる。脳に糖分注入!みたいな。
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で、なんとか塩辛いものをかき集めて朝食。
10種類以上のハムが並ぶドイツとはちがい、しょっぱいものはサラミかモルタデッラ、スクランブルエッグかゆで卵がおいてあれば御の字。全くない場合もある。後は固いパンにバター、甘いお菓子というのはイタリアのホテルではよくある朝食。

ラスクのようなガリガリのパンに、ヌッテラ(チョコとナッツのペーストで、これがイタリアの国民的朝食用ペースト)をたっぷりと塗って、カフェに浸して食べる。
そんな人もよく見かける。

お盆休みもおしまい(私は休んでないけど)。にぎやかな平日が戻ってくる。
ドイツの朝ご飯の写真は探せばまだまだあるので、
またいつか。

2008年9月 イタリア/ヴェローナ
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by kitchen-kokoro | 2009-08-17 14:26 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 04 家庭の朝ご飯

お盆期間の閑話休題、ドイツの朝ご飯シリーズ。続きます。

もうこの家には何回滞在しただろうか。
フランクフルト郊外、私が「パラダイス」と思う家。
もともと別荘地だった分譲地だが、東京同様に通勤圏が広がって、
ここもフランクフルト市内への通勤圏になってしまった。
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この家に住む、私のドイツの母、ANNA(アナ)にはいろいろなことを教わった。ポーゲンポールの白いキッチンを使う彼女は、ドイツ的な合理性とゆたかな感性でキッチンをとりまわす、ドイツ家庭の理想の女主人だ。このあたりのキッチンライフは「ワールドキッチン」というムックで詳細に紹介をしたことがある。表紙をアナのキッチンで飾った。
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朝のパンはブロートヒェンと総称される小型のパンを食べることが多い。でもこの写真にはプレッツェルも写ってる。あとはアナの手づくりジャムや、日本でもおなじみのサンダルフールのジャムなど。ジャムはどこでも何種類も並ぶ。

ドイツの朝食はまず、レバーヴルストやハムでしょっぱいものを食べた後、次にジャムやチョコレートなどの甘い味に移る。最後はフルーツやヨーグルトでしめるというが、これがアナ流なのか、ドイツの一般的なことなのかはわからない。

ゆで卵は人によってゆでる分数がちがう、とのことで、ホテルのビュッフェなどでも「3分」「5分」「8分」と分数で分けられたゆで卵をみたことがある。エッグスタンドもさまざまな種類があって、卵の頭をナイフで削ぐように切り取り、中にスプーンを差し込んで、すくって食べる。日本みたいに丸むきにして、かぶりつくことがない。だからスタンドとスプーンが必要なのである。
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ハムは近所のスーパーで買い出したもの。スーパーとはいえこのレベル。左真ん中にレバーヴルスとがある。ホテルのレバーヴルストは小さくパックされているが、家庭で食べる場合は大きな一本を買ってきて、輪切りにして出すことが多い。

右上の四角いスライスチーズ(左側)は「バターケーゼ」といって、直訳すればバターチーズ。これは家庭の朝ご飯でよく食べられているよう。メリハリのないのっぺりとした味のチーズで、これをハムをパンにはさんで食べている。右側はエダムだろうか? 穴アキのトムとジェリーのチーズだ。

四角いシンケンは「レバーケーゼ」。コレも直訳すればレバーチーズという意味だけど、
レバーヴルストよりもあっさりしている、ねっとり系のソーセージ。
これもまた、気取らないドイツの朝ご飯の定番。

バターケーゼもレバーケーゼも高級ホテルのビュフェではあまり見かけない。
あったとしても肩身が狭そう。

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アナの家は本当に夢のよう。
私がドイツキッチン、日本のキッチンと海外のキッチンの違いを身をもって感じたのは、
この家での滞在経験によるもの。それまでは何もわかっていなかったかも。

2007年9月 ドイツ/ニーダーハウゼン
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by kitchen-kokoro | 2009-08-16 14:44 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 03

これは2年前の夏。南ドイツの環境都市・フライブルグのホテルの朝食。駅前のプチホテルの朝食は、ややシンプルとはいえ、これだけのボリュームは確保。
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ドイツの朝食ビュッフェでは焼きソーセージが並んでいることがある。
ここでは南ドイツらしく、こんがりと焼けた白い太いソーセージ。このヴァイスブルストは南ドイツの中心都市ミュンヘンの名物で、フランクフルトの朝ご飯ではあまり見かけない。

全ドイツ的に見るのがニュルンベルガーソーセージ。これは太い中指くらいの大きさで、ドイツの朝ご飯の定番でもある。屋台のソーセージとはまた違うものだ。

パンはケシの実のいっぱいのったカイザーブロート。これもフランクフルトではあまり見かけなかったような。マッシュルームの入ったシンケン(薄切りソーセージ)にモッツェラやブリーなどの各種チーズも盛りつける。もちろんレバーヴルストも(お皿左はじ)。
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郵便局の前にある小さなホテルの窓からは、ぶどう畑も見えた。

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フランスに近いから、街角にはクレープの屋台も出ている。チャイブとチーズ、マッシュルームをたっぷり入れて焼いてもらった。
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教会前の広場には花の屋台が並ぶ。アキイロアジサイも、ドイツではこんなに鮮やか。

2007年9月 ドイツ/フライブルグ
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by kitchen-kokoro | 2009-08-15 14:56 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 02

引き続きドイツの朝ご飯のお話。
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3月の出張で滞在したホテルに、フランクフルトのVilla Kennedyがある。19世紀に建てられた貴族の館を一部、活用し、増築したというホテル。とはいえ15世紀の建物も現役のドイツでは、あまり珍しくもないらしい。今のところフランクフルトではトップクラスのホテル。シュタイゲンベルガーやメリディアンの格式には及ばないけれど、モダンとクラシックがミックスされている。

そこでの朝食はまず、ハムが「イタリアンハム」と「ドイツハム」でディッシュが分かれている。これは初めて見た。日本人の目には同じハム類でも、かの地の人には違いがある。モルタデッラはイタリアのもの、レバーヴルストはドイツのもの、なのか。酢漬けニシンやサーモンもドイツの朝ご飯に特有のものだ。下はイタリアンハムアソート。
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このホテルでトライしたのは毎日の卵料理。
ビュッフェの料理とは別に、スタッフにオーダーする。
1日目はオムレツ。
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2日目はサニーサイドアップ。
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もちろん卵のほかに、これだけしっかりいただきます。
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真ん中に見えている小さなソーセージのようなものが、レバーヴルストと言ってドイツの納豆のようなもの。朝食に必ず出てくる、ドイツ人の朝ご飯の常備菜だ。まあレバーペーストなんですけど…。本当は夜にワインと楽しみたいような、濃厚なお味。納豆同様、ドイツ人の中でも好きな人嫌いな人に分かれるらしい。これの上をいくのがブラッドヴルストで、血のソーセージの意味。より濃い味わいで、私は意外と好きかも。

3日目は期待の「エッグベネディクト」を頼んでみた。
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これはトーストにポーチドエッグがのっていて、オランデーズソースが掛かっている。
日本でずっと食べたいと思っていたが、どこでも見かけなかった。
ここの朝食メニューにあるのを知って、絶対頼もうと決めていた。

これは期待できそう…とナイフを入れると…。
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うう〜ん、幸せ。このときが仕事前の朝じゃなければ、きっと、もっと。

 ドイツの朝ご飯01
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by kitchen-kokoro | 2009-08-14 14:30 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

ドイツの朝ご飯 01

私がずっと書いてみたかったテーマに、「ドイツの朝ご飯」というものがある。
ドイツ出張が20回近くになり、ドイツ料理にアキアキしても、
朝ご飯だけは別だ。ドイツの朝ご飯は世界一。この何年間か撮りためてきた
ドイツの朝ご飯のスナップを時折、アップして行きたいと思う。

「朝は王様のように、昼は貴族のように、夕方は乞食のように食べろ」とは
ドイツで何度も聞いたことわざ。

そしてドイツでは本当に親しくなった友人とは、
朝ご飯(週末のブランチ)を一緒に食べるのが、最高のおもてなし。
私が親しくしているドイツ人のご家族と夕食をとったとき。
和気あいあいとディナーは進んで別れ際に「じゃあ明日またこのホテルまでみんなで来るよ、朝ご飯を一緒に食べよう」という。
そんな、いいよ、とこちらは思うのだけれど、
こんなに仲良くなって朝ご飯を一緒に食べないのはおかしい、という話。
そして翌朝、一家はやっぱりホテルまでやってきて
ゆっくりと昼近くまで掛けて朝食をとった。ドイツの朝食のルールもあれこれ聞きながら。
「朝ご飯を一緒に食べよう」は親しい友人同士の間では、よくあるイベントなのだそうだ。

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出張の場合はホテルに泊まるが、一流ホテルでなくても朝食のビュッフェはすごい。今年の3月に泊まったフランクフルトの駅前ホテルでさえ、このレベル(1泊6000円くらい)。
いつも、今が朝じゃなくて、白ワインがあって、時間があれば、と思ってしまう。
ビールもワインもこのおつまみなら、かなりいけるよね。
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ビックリするような、生ハムやチーズ、シンケン(ソーセージ)のラインナップに、卵類。
駅前ホテルは国際化を意識して、チキンウィングや白身魚のフライがある。スイートチリソースも。アジア人向け?

ドイツ、イタリアでは朝食の文化がまったく違い、
これがイタリアではずいぶん変わってくる。

2009年3月/ドイツ フランクフルト

ドイツの朝ご飯シリーズ
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by kitchen-kokoro | 2009-08-13 14:04 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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