エキサイトイズム

カテゴリ:いろいろな仕事( 57 )

宮澤奈々さん―リアルキッチン&インテリアの取材から

料理研究家・宮澤奈々さんは、ご自宅の料理教室(サロン)が、
800人待ちという、憧れのサロネーゼといえるだろう。
本の出版や雑誌の仕事でも大活躍している。

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撮影=岡村享則

輝きと女性らしさに満たされた
テーブルコーディネートは
まさに憧れそのものだと思う。

奈々さんが家を建てる前に
キッチンのことをいろいろ教えてほしいと
問い合せを受けて(実際は勉強熱心な彼女に
私が教えて差し上げられることなんてあまりない)、
お会いしたときに感じたのは
プロとしての意識の高さだった。

ふんわりとした巻き髪、
親しみやすい笑顔、
一見、やわらかで可愛らしいマダム。
けれどもその一皿をつくるための
集中力と準備の深さは、お会いした時からわかった。

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撮影=岡村享則

タッパーに用意された食材は
どれも美しく切りそろえられ、
味や食感のタイミングを計って
並べられる。
その盛り付けをしているときに
絵を描く人のようだと感じた。

その時から、私の中では「素敵な料理研究家・宮澤奈々さん」だけではなくなり、
アスリートのように集中していく、
ちょっと男前なかっこいい奈々さんが心に残った。

奈々さんのキッチンは5mもあるポーゲンポール。
きっとこれから素敵な撮影がたくさん行われるだろう。
美しいフードや友人に囲まれた素敵な奈々さん。

だから…。
奈々さんのプロフェッショナリズムがはじける前の、
その前の考えている奈々さんを撮らせてくれない?
と思い切ってお願いしてみた。

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撮影=岡村享則

引っ越ししたての奈々さんからは
「ちょうど雨の休日で、キッチンをどう使おうか、何度もものを出したりいれたり…していますよ」
と笑顔なメールが返ってきた。
じゃあ優雅に迷っている奈々さんを…。

そしていろいろ伺えたのは、やはり一皿をつくるために
スケッチを描いたり、資料を見たり、
奈々さんはじっくりと考えているということ。
(あんなに多忙そうなのに、いつ考えているんだろう!)

またキッチンのインテリアや空間の中で楽しむために、
一皿はすべてと関わってくること。

取材の日の様子は
奈々さんのブログでも書いてくれています!


奈々さんの素敵なワールドはこちらで。
「シンプルなおもてなし〜モノトーンのお皿に盛り付けマジック」
奈々さんの素顔なキッチンはこちらで。
リアルキッチン&インテリア シーズンⅡ



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by kitchen-kokoro | 2013-12-17 10:52 | いろいろな仕事 | Comments(0)

バーチャル立ち読み リアルキッチン&インテリア

リアルキッチン&インテリア シーズンⅡを
エキサイトガルボで取り上げていただきました。

バーチャル立ち読みはこちらで!

この1冊で堪能する、
「大人」のリアルなキッチンインテリア



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ところでこのビジュアル…
小学館の宣伝部さんがつくってくれた広告素材です。
広告をいただたくことはあっても
出すことはあまりなかった。
これもおもしろい経験だなーと思います。
本の内容を雰囲気を、またこのつくった方の
センスで表現してあります。
なるほどねー、なんて思って
感心して見ているわけです。
不思議な気持ちです。
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by kitchen-kokoro | 2013-12-05 11:18 | いろいろな仕事 | Comments(0)

夏の陣…?!

昨秋から連休まで半年以上、
駆け抜けまして、
5月6月はほぼ通常モードで過ごすことができ
リフレッシュです。
その間にも、
頭をプレーンな状態にして、
いろいろなショップやショールームを見て回ったり、
会いたくても会えなかった方々をお訪ねしたり、
いろいろなヒントやアイディアを育てています。

また普通の暮らしをゆったり楽しむことも
取材や執筆の視点を保つために必要で、
いつも生活の現場にいることが大切です。

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そして7月からは
少し回転数を上げていかなければ
なりません。
体力持つかな〜ということで、
昨日はお肉を焼いて、スタミナアップです。

8月に入ると、いつもへたってしまうのですが
この夏はどうでしょう?
とにかく、まずは。
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by kitchen-kokoro | 2013-07-01 14:53 | いろいろな仕事 | Comments(3)

温もりとこだわり

温もりとこだわり。

実はこの言葉は自分の原稿では
なるべく使わないようにしている。
使う時は、熟考の上、
意味を込めて使う。

それっぽい雑誌やカタログ、広告の中では
もうこの「温もり」と「こだわり」が
氾濫しすぎている。

木であればすべて「温もり」。
でもそうじゃない。
ざらっとした木目を浮き立たせた表情が
「無骨でかっこいい」印象を出していたり、
木目を横に流して艶のある塗装を掛ければ
木であっても「妖艶」になる。

同義語にナチュラルがあるけど、
木だからナチュラルじゃない。

ワイルドとかネイチャーとか
センシティブとか呼びたくなる
もっとちがった木の顔だってある。

それを表現して伝えていきたいから、
温もりとかナチュラルとか
こだわりという紋切り型で
ひとくくりにする表現を
させないでほしい…。

ということで、
勝手に原稿に「温もり」という
言葉をガンガン入れられて、
納得いかない本日です(笑)。
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by kitchen-kokoro | 2013-06-13 14:24 | いろいろな仕事 | Comments(0)

ミーレのちょっとリアルなお話…ありがとうございました!

ドイツ・ミーレのちょっとリアルなお話
というタイトルのセミナー、無事に終了しました。
お見えいただいた方、
本当にありがとうございました。
リクエスト?にお答えして
写真をランダムですが、アップしておきます。
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一枚わずか30秒ほどでしたが、
みなさん、ほんと、よく見ていらっしゃる!
今日のお話、思い出していただけましたでしょうか?
楽しいですよね…!

終了後もアットホームな雰囲気で懇親会。
桜風味のご飯やプリン、温野菜など、
セミナーの終了時間にあわせて
温かいものがいただけるよう、
作る時間を調整したり、
材料も買い置きするのではなく、
新鮮なものを…と
ぎりぎり直前に買い出しをしたりと
見えないところでの
料理担当の「おもてなし」の心がありました。
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by kitchen-kokoro | 2013-03-13 00:38 | いろいろな仕事 | Comments(6)

新しい人、新しい仕事に出会った2012年

しばらくお休みしてしまいましたが、
スキンを一新して、ブログもリフレッシュです。

今年のテーマは
「100人の集まる宴会よりも、'その人'を理解するための集中する時間」でした。

人はいつの間にかいつも同じ人、同じスタイルで
ことを進めてしまっていることがあり
その状況に慣れると、
なかなかそこから抜けることは難しいのです。

ですが今年は年初から神の声のようなものが
いろいろなかたちで降ってきて、
深く心に響きました。気づきがありました。
そして決めたのです。
「一番いいことを後悔なくやろう」と。

雑多な見本市の中でみつけた、
小さなきれいなパンフレットからひらめいて
その人たちを調べに調べて訪ねて、
東京から遠く離れた街まで会いにいったこと。

10年ぶりにあったデザイナーの彼女への
一つの質問が、心を扉を開く鍵となって、
彼女が本当に苦しかったこと、乗り越えたことを
聞かせてくれたこと。

まったく新しいジャンルの取材執筆にも
挑戦しました。アポが取れるまで3ヶ月!
社名もブランドも肩書きも持たず、
モノとして残せるものがない世界に自分を掛ける人の
厳しさと自己集中の強さを知ったこと。
そんなインタビューからひと月、
その人がもう世界に王手をかけていることを
テレビで見ました。

また今年は特にキッチンの取材も
多くなった一年で、
本当にたくさんのキッチンで
日々の暮らしのお話を聞くことができました。

私は何者でもありません。
家族でも友達でも建築家でもない、
利害関係もない SOMEBODYです。
だから自分自身に向き合ってお話がしていただける、
改めて自分を知る好機となる。
お互いに得るもののあるインタビューになるように
一瞬一瞬が大切です。

それを実現するための冒頭の言葉で、
会える人には限られてしまいましたが、
新しく変わってきていることを
しっかり知ることができたと思います。
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by kitchen-kokoro | 2012-12-25 10:46 | いろいろな仕事 | Comments(1)

ELLE DECOR

今発売のエルデコで
ミラノのキッチンレポートやら
取材記事やら解説記事やら
海外実例の読み解きやら
キッチン関連の執筆を担当しました。

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今月はムーミンがばばーんと表紙で
みっちりと北欧特集。
それが直球の特集ではなく、
ノルウェーを軸にした変わった視点。
ミラノのレポートもぎっしり。

いつもより分厚く感じるエルデコ。
編集部のみなさんが死んでる…w…のもわかる。
週末返上でがんばっていらしたよう…涙。
その分、熱い想いもたくさん詰まっている!

その後の最後の最後にキッチンのミニ特集。
和田浩一さんやスタイリスト山田喜美子さんなどの
コメントも載っていました。

私がおすすめのシステムキッチンや
オーダーキッチン屋さんの
リストも掲載しています。
オーダーキッチンは「モノ」じゃないから、
依頼の前にできるだけ訪問して
会ってみることがやっぱりおすすめ…と書いています。

実例集とかはありますが、
それはその人のためのキッチンだから
モノとしてみても仕方がなかったりする。

お子さん連れだったりすると
そういうこともなかなか
難しいかもですが、
だからこそ、
いろいろ楽しいキッチンが
できたりすることもあります。
詳しくはエルデコ誌面にて。
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by kitchen-kokoro | 2012-07-07 00:08 | いろいろな仕事 | Comments(0)

リアルシンプルという雑誌

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アメリカ発のライフスタイル雑誌「リアルシンプル」。
忙しい、でも暮らしを大事にする人のための雑誌が。
日本版の創刊号から最終号までを
ここ数年、大切にとっておいた。
が、今年、これを手放すことに決めた。
創刊号の前のパイロット版まで持っている。

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簡単、安い、便利、早いといった、
ともすれば生活がチープになってしまいそうな価値観を、
美しく、魅力的に転じた雑誌。

先輩エディターの安藤菜穂子さんが
家庭画報からのこの雑誌に移った時を縁に
だいぶお手伝いをさせてもらった。
一番大変だったのがキッチンの収納改造の
記事。
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すでに十分素敵なキッチンあのだけれど、収納や動線などの問題を洗い出し、
こちらで解決策(ものをふくむ)を用意して
取材、撮影するという、
ビフォアアフターのような企画。
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よそ様の家のキッチンの
棚の奥の奥までみて、モノを全部だして、なんて言うのは
後にも先にもこのときだけ。

このパイロット版から最終号までの一式は
私が信頼している、古本屋さんに託す予定。
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一式、約40センチ。ふろくも完全ではありませんが、
ほぼそのまま残っています。
誰かが代わって熟読いただければ本望。
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by kitchen-kokoro | 2012-06-16 12:17 | いろいろな仕事 | Comments(1)

海外のデザインメディアとのディナー

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現在開催中のインテリアライフスタイル展に、
今年はたくさんの海外メディアがやってきた。
ニューヨーク、北京、ロンドンと錚々たる都市の記者たちだ。
そのインターナショナルプレスディナー、
及ばずながら、末席に加わることになった。

この展覧会はドイツ・フランクフルトで開かれる
生活雑貨の見本市「アンビエンテ」の日本版にあたる。
昨年、秋のインテリアライフスタイルを視察した
ドイツ本社のオフィサーが、なぜか日本の見本市を気に入ったようで、
海外のメディアに取材の声をかけたということだった。

海外メディアとざっくばらんに話す機会はあまりなく、
そちらに興味が引かれた。

オンラインメディアが尊重されはじめた印象だ。
ウェブのみの媒体やブロガーが3人も来ていた。

ウェブ媒体ではcore77 というデザインサイト。
中国系の少しとっつきにくい彼は、
デザインサブカル系の同サイトの雰囲気を
そのまま象徴的するような、個性的な記者だ。

mocolocoはモントリオールを拠点とした
サイトで、当初からまったく紙媒体を持たずにスタートしている。
エキゾチックでフレンドリーな黒目がちの美女記者は
アートの記事を書いていて、
このサイトの立ち上げから参加しているという。
各都市にコントリビュートライターがいて
オンタイムでさまざまな記事を投稿している。
フェイスブックやインスタグラムなど、
新しいデジタルメディアを活用し、選任のテクニカルチームが
日々、面白いことを考えているという。

さらにスウェーデンからはイケメンの
カリスマブロガー?が呼ばれていた。
すでに東京の記事がアップされているが、
視点がとっても北欧プリティ系。
(ヘイ、カメラの焦点はもっと合わせよう…)
北欧ネイティブな彼が取材しているのは、
直球すぎるくらい目黒通りな北欧です。

もっともおしゃべりだったメトロポリス誌の男性記者。
ニューヨークの「新建築」や「建築知識」的な雰囲気。
彼が売れる前からフカサワを取材しているとか、
イシガミジュンヤを知っているかとか、大変な日本デザイン通。
東京に着くやいなや、代官山のツタヤ書店もファウンドムジも
早速チェックに行ったという。
(宿泊は有明なのに…)

そして誰もが知るデザイン雑誌wallpaper*の
女性記者はロンドンから来たインテリア担当。
会期中、自分が良いと思ったものを会場で借りてまわって、
プロのカメラマンにスタジオ撮りのようなこと(?)を
してもらうのだと言う。
さすが…すごいレベル。妥協がない。

北京の雑誌home for youの女性記者2人組は
おしゃれで快活。中国経済の上がり調子な様子が伺える。
「zakka的生活」というタイトルの載った
雑誌を見せてくれて、日本語の雑貨という言葉が
北京でも流行中と教えてくれた。
しかし内容はかなりレベルが高い。
「住まいの設計」とか「マイホームプラス」のような感じ。

またこういったメディアをオーガナイズした
PR会社もニューヨークから同行していた。
PR会社の彼女はフィリピンから移住し、
ニューヨークで仕事をはじめて7年。
シングルキャリアウーマンとしてがんばっている。
「SATCのキャリーみたいだね]というと、
「キャリーはMr.ビッグを見つけたけど…」と苦笑い。
ニューヨークに長く住んでいても、
SATCのようなニューヨークはまだ知らない、という。

と、そんな中、カーサブルータスの新編集長、
ほっこり系の松原さんから聞いたのは
「猫村さん」の裏話。
なんかいいねwww!

そしてマーサ・スチュワート(写真左端)の
お忍び来日の本音の理由は、
結局よくわからないままなのです!
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by kitchen-kokoro | 2012-06-07 23:34 | いろいろな仕事 | Comments(0)

タイヤキヤイタ

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撮影用にどうしてもタイヤキを焼く必要があり、
練習を含めて、
GW中はタイヤキを30匹は焼いただろうか。

しょせん添えものなのだが、
それなりにアップで写るため、
顔やウロコ、しっぽの先はやっぱり
しゃんとしていた方がいい。

小麦粉などの材料を計るのを面倒がって、
ホットケーキミックスでつくると、
いかにもほんわかとした
しまりのないタイヤキになった。
仕方ないから、小麦粉、ふくらし粉、
きちんと計ってつくる。
材料がきちんと正しくないと、
だめなんだ。
結局二度手間、急がば回れ。

見た目だけだからと、タイのお腹に
アンコも何も入れないで焼くと、
タイが機嫌を損ねるのか、
きちんとふくらんでくれない。

何度もつくれるように、
ちまちまと型にタネを流し込むと
しっぽの先に行き渡らなくなったりして、
どうも、だらしのないタイになる。

美しさや精度を求めると、
ものづくりは難しい…タイヤキであっても。
歩どまりを考えてしまうとなおさら。

その時…精度や美しさで知られる、
あるオーダーキッチン会社の
社長の言葉が頭に降りてきた。

―豊かなものから切り出す―

その会社では
材料の規定のサイズに振り回されるのではなく、
建築全体のバランスから
もっとも美しいプロポーションを考えて、
大きめの材料から必要なサイズを切り出す。
贅沢なつくり方だが、そこに空気感を変える
「何か」があるんだろう。

思い切ってタネを型からあふれるほど流し、
焼いてみた。

するとタネが型に満遍なくきれいにはまって、
ウロコもしっぽもくっきりとした、
きれいなタイヤキが焼き上がった。
「バリ」もぱりぱりときれいに剥がれて、
これなら撮影に使える!

たかがタイヤキなんだけれど、
それをつくりながら、
あの会社が「何をしているのか」、
体感的に分かった気がした。

と、1人で根詰めて焼いていたからか、
そんな真面目なことを考えていて
「ほら、このタイヤキ、きれいに焼けたでしょう!」と
帰宅した夫に見せると
「タイヤキなんて食えりゃあいい」。
思わず吹出してしまった。
そりゃそうだ!

※写真はホットケーキミックスで焼いたほんわかタイヤキ
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by kitchen-kokoro | 2012-05-18 20:35 | いろいろな仕事 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
by Miki
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