エキサイトイズム

プロの厨房

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先週、縁あって参加した中目黒のレストランのオープニングパーティにて、
プロの厨房を激写!

見ればどっきりして、心をわしづかみされてしまう。
それがプロの厨房。
機能的なのに、色気がある。
ずらり並んだクログロとしたツマミに、
積み上げられたフライパン。
そのバックが深いブルーの長尺タイルなんて、
はまりすぎです!

キッチンの取材を続けて、10年以上になるけれど、
一時よく聞いたのが家庭のキッチンを
「プロの厨房みたいにしたい」という言葉。
タニコー、フジマックが業務用の代表的メーカー。
そんなプロの厨房設備を実際に入れる
建築家住宅もよく見たけれど、
これにはいろいろなバランスがあった。
たいていの場合、
日本の家庭の繊細な料理の現場には機能的にオーバースペックになる。
大掛かりすぎて、奥さんがやっぱり苦労している。
幼稚園のおべんとの卵焼きつくるのに、
直径数十センチの業務用コンロにチャッカマンでボッ!みたいな…。
ということもうそかまことかあり得るわけです。

ガス管も業務用の口径にしないと行けない場合があるし、
コールドテーブルなどもやはり家庭にはいるとどこか大味。
日本人のインテリアの感覚って繊細だから、
なんとなく茶の間に軽トラみたいな感じになっているのは否めない。
私もすごく憧れたころもあったけれど…。
プロとアマの料理の間の深い溝は、間違いなく存在している。

業務用の厨房設備を家庭用に入れて成功している!と思ったのは
以前取材させていただいた、建築家の手塚貴晴さん、由比さんのご自宅。
まず使い手であるご本人たちがダイナミックで情熱的な雰囲気。
キッチンそのものと使う人の雰囲気のマッチングって意外と大切だ。
そしてキッチンが入る住宅空間にボリュームがあり、
厨房機器のごつさとうまく対峙している。
そんな業務用の設備をダイニングから隠す絶妙なロングカウンター。
そんな熱く激しいキッチンを動とすれば、まさに静といえる
オリジナルのロングテーブルがある。

…と手塚さんたちのご自宅はよく雑誌に載っているので、
どこかで見てください。…というか、私自身が上記の取材記を
「新建築 住宅特集」の2006年3月号に書いております。
そこで写真も見られます。ちょっと前のものになりますが…。
建築家では葛西潔さんなんかも業務用を入れるのが得意ですよね。
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by kitchen-kokoro | 2009-02-05 23:24 | キッチン | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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