エキサイトイズム

アトリエランドリー〜あこがれのキッチン&バス展より

先月、東京・新宿のオゾン3階で開催した
「あこがれのキッチン&バス」展の
回顧レビューを行っています。
今回で3回目。
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こちらがアトリエランドリー。
今回の展覧会に当たって、オゾンから出たリクエストが
「ふつうの人にわかりやすいこと」
「プロの人がみてトレンドを感じること」
というまったく違う二つのベクトルでした。

今年のミラノで感じたのはキッチンが
「料理する、食べる」という基本に戻っているということ
(一時は無機質なリビング化が進んでました)。
そして家事の合理化も進んだような気がします。
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(RIVA1920/ミラノサローネ会場より)洗濯などの家事の機能が、
キッチンに組み込まれたり、
新しい独立したオープンな場所になっているのを感じました。
こういった新しい水回り(ランドリー+アトリエ)を一つくらい
表現したいと思ったのが、このインスタレーションです。

そして日本。
そうハンドクラフト主婦なんて言葉が出るくらい、
いまはハンドクラフトのブーム。
エキサイトの「アトリエ」なんて、まさにそんな人が集まっていますよね。

そんな趣味を楽しむひとたちのアトリエや家事の場所が
水まわりと一緒になって、開かれたら楽しそう。
そんなアイディアから始まった空間です。

スタイリング担当の山川さんも手づくりが大好きで、
自分で靴まで作ってしまうひと。
ここのスタイリングはノリノリだったようです。

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アイロン掛けやホビーに使える
キッチン風の広いワークトップ。
ここにシンクと水栓、ドラム式の洗濯機を組み込みました。
これが食器洗い機になれば、
考え方はキッチンと同じです。

実はこのキッチンシンクは、
フィリップ・スタルクのデザイン、
意外ですよね?!
洗濯物をちょっと下洗いしたり、
趣味の道具を洗ってならべたり。

シンクはドイツのデュラビット(セラトレーディング)、
ドラム式洗濯機はスウェーデンのアスコ社のもの(ツナシマ商事)。
水栓金具は先が引き出せるドイツ・ハンスグローエ社の製品です。
意外とデザインものばかりなんですワ。

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一部は低めに作って、
ソファのように使えるコージーな場所に。

ちなみに後ろに掛かっている服は、
それこそスタイリングの山川さんの手づくり。

ちなみに大小3つのミラーは
岡山の竹細工「テオリ」という工芸ブランド。
最初、竹の鏡?!と思ったけれど、
すっごくモダンできれい。

実際にはこんなに大きく作れなくても、
いままでキッチンの片隅に
’ユーティリティスペース’なる
言葉で造り付けられていた主婦用デスクが、
もっとこんな風に表に出てきても
いいのではないかと思います。

[あこがれのキッチン&バス展AtoZ (展示終了)]
主催&会場:リビングデザインセンターOZONE
コンセプト立案:本間美紀
会場構成とインスタレーション設計:大山啓(タトデザイン)
スタイリング:山川直子(VMDコーディネーター)
グラフィックデザイン:折原滋(Odesign)

Photo=Yoshiro Imai
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by kitchen-kokoro | 2010-08-13 17:47 | キッチン | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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